#1 三河の発酵文化再発見 カクキュウ八丁味噌、工場見学、八丁味噌の里、史料館 [その他]
3月上旬の日曜日、八丁味噌の郷からスタートです。
上の写真 味噌球を二階に運ぶ人と、右側大豆を蒸す甑(こしき)。
6トンの味噌を湛え3トンの重石を支える樽が並び、その壮観に圧倒されます。
熟達の技で積まれた石は、地震でも崩れないそうです。
2年かけて製品となるようです。
竹の箍(たが)は職人さんも減って、とても高価なものになるそうです。展示用に特別に作ってもらったそうです。100年使えるので償却コストとしては妥当とのこと。
天保15年、西暦1844年、175年前の樽です。アヘン戦争での清とイギリスを視て、列強が日本に開国を迫ってくる時期です。この年オランダから開国を勧告されています、1853年にペルーの黒船が浦賀に現れます。
引率の解説は現役の学生さんとのこと、土日のみのパフォーマンスの様ですが、軽妙で楽しかったです。
見学後は、同社最上級の味噌を使用した味噌汁がふるまわれました。素直でコクのある味噌汁でした、かつおだしとのことでしたが、味の厚みと上品さを併せ持つ仕上がりとなっていました。
併設のフードコートでお昼を頂きます。
名古屋で味噌煮込みうどんを食べると、だがらい塩味に腰が引ける時がありますが、こちらでははそういうことはありませんでした。
宮内庁御用達としては、下品なものは出せません。
味噌アイス小倉バーガーとマンゴージュースです。
丸の内勤労女子の昼餉でしょうか??
クッキーをお土産に分けて頂きました、秀逸です。
芳醇で重層感のある味わいに、口中から柔らかく立ち昇るきな粉風味が優雅です。
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