#4 香嵐渓 ライトアップ [その他]
嵐気を湛え、燃える飯盛山、散りゆく間際、儚げに朧月夜。
嵐気(らんき)とは、山のなかのひんやりとうるおった空気のことで、飯盛山の木々を抜け巴川(ともえがわ)を渡る薫風に、香嵐渓(こうらんけい)と号されたそうです。
交通集中の予想される香嵐渓を避け、北に迂回してきららの森からの帰路を選びました、道中かみさんが突如香嵐渓の夜景が観たい、とのたまいます。駐車場に入るのに時間かかるよー、と進言しますが夜景まで時間が有るから大丈夫、と一蹴されました。
東側からのアプローチが早いと、どこかで聞いた覚えが在りますが本当でした、左折優先ですから、西側名古屋方面から来る右折車の長蛇の列を尻目に、信号3回で足助大橋を渡りました午後3時頃です。また豊田市役所足助支所内の駐車場に、待たずに入れました。
ライトアップまで時間が在ります、美味しいコーヒーでした、難易度の高そうな炭焼き備長炭です。 堅香子(カタカゴ)さんグッジョブ。
東に山を登ります、飯盛山(はんせいざん)香積寺(こうじゃくじ)です。
元弘の乱1331年、南朝後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕に加担し、後に捕縛処刑された足助重範(あすけ しげのり)。
滅亡した足助氏の菩提を弔うため、1427年に開山。
滅亡した足助氏の菩提を弔うため、1427年に開山。
1634年頃から11世住職・参栄本秀がカエデやスギを巴川沿いの参道に植え、もみじの開祖と呼ばれています、更に大正昭和に地元住民が補植し今に至ります。
「学林として栄え、時には100名もの雲水が参禅したという。」と石碑に在ります、江戸後期の様式が残っています。25世風外禅師、26世俊龍禅師幕末の頃、俊英が集ったようです。
ライトアップが始まりました。
河原にろうそくがいっぱいです。
東に数百Mの所にある、夫恋薬師堂(つまごいやくしどう)は恋愛成就のお薬師さんだそうです。
東に数百Mの所にある、夫恋薬師堂(つまごいやくしどう)は恋愛成就のお薬師さんだそうです。
「夫恋薬師堂」の情報はこちら、豊田市の名木指定 第262号 夫恋薬師堂のイチョウ
甘いオーラを放つ幾組みものカップルが、二人で灯したろうそくを、肩を抱き合って見詰めていました。
甘いオーラを放つ幾組みものカップルが、二人で灯したろうそくを、肩を抱き合って見詰めていました。
今日もとても楽しい一日でした、奥三河、香嵐渓、やっぱ日本最高。
ありがとうございました。2019-11-10 に訪れました、紅葉には少し早かったです。
ライトアップの期間、2019年は11月1~30日でした。
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