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愛知県一宮市 尾西歴史民俗資料館本館 [その他]


常設展の起宿関連と、天然記念物イタセンパラを見せていただきました。



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東海道の難所七里の渡や鈴鹿峠を避け、中山道垂井宿から東海道宮宿(熱田神宮)を結ぶ美濃路が、負荷の少ないバイパスとして好まれたようです。


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この記事には、「幕府が中国商人呉子明に象の引き連れを依頼し、享保14年(1729)3月13日長崎を出発し、江戸へ向かった・・・5月3日象が美濃路に入る・・・起川を渡る象は難なく船に乗ったようである」とあります。


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江戸時代の御召船の屋形(渡船を双胴にして上に天蓋を設ける)が保存されています。


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日本最大規模の船橋の再現模型です。

上の写真の解説には、「天和2年(1682)といわれる略図絵から、起川(木曽川)に274艘を並べ864ⅿの橋を造り・・・将軍や朝鮮通信使を渡すために使われたました。・・・川を掘り船を並べる工事と鉄鎖を運搬する費用は、殆ど数千余金が費やされたという」とあります。


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2階にはイタセンパラの水槽がありました。


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木曽川の恵みと脅威を受けながら栄えた、町の歴史を観せていただきました。

有難うございました。


愛知の西北端木曽川沿岸をめぐる旅最初の記事


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