釈尊の御真骨を安置する、日本で唯一宗派の無いお寺。 [その他]
11月も終わに近い頃、日泰寺さんを訪れました。
ネパールに近い英領インドで1898年に発見された「釈尊」の遺骨が,仏教国であるタイ王室に寄贈された。その釈尊の御真骨 の一部が仏教国のセイロン、ビルマ、日本に分け与えられた。ラーマ5世(チュラロンコーン大王 上の写真本堂前の立像)より、日本人仏教徒のために下賜された釈尊の御真骨と釈尊金銅仏のため、1904年に建立された日本で唯一の、いづれの宗派にも属さない寺院だそうです。
南門です
迦葉尊者(かしょうそんじゃ)、仏陀の一番弟子後継者、南門の左側。
阿難尊者、二十数年間釈尊の近くに仕え、説教も一等多く聞き記憶しており、臨終も看取ったと言われている、南門の右側。
ストゥーパが伝来の過程で変形したものが五重塔だと信じておりました。本堂境内にある五重塔に御真骨が安置されているのだと、勝手に思い込んでいましたが写経が収められているそうです。
本堂境内より道路を隔て北東に別途敷地があり、そちらの奉安塔に安置されていることが後日解りました。
鐘楼です。
鐘に刻まれた、ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート前国王)の紋章。
2016年10月に崩御、ラーマ5世と並び国民から特に敬愛される国王でした。
本堂です。
事前の調査不足で、間近にして御真骨をお参りできませんでした。
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