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読んだ本 #7 糖尿なのに脂質(あぶら)が主因 カノーラ菜種油と水添大豆油は微量成分の有害作用の為、長期的には健康を害することが間違いありません。 [読書]

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 糖尿病とその合併症予防のためにどうすれば良いのでしょうか、また脂質はどのように摂ればよいのでしょうか?

 

以下本書より抜粋要約。


「糖尿病は薬で完治しない」ことを自覚し、生活習慣を改善することに全力を注ぐべきです。


摂取エネルギーが消費エネルギーを越えなように、バランスを保ち骨格筋の中の脂肪細胞に脂肪が満杯にならないように、筋肉をもみほぐし、筋肉を使う運動を増やします。


三大栄養素はいずれを増減しても、体内での代謝(合成と分解)がつながっていますので、肥満という点では同じ効果が得られます。しかし糖質制限がもっとも実行しやすいようです。


タンパク質は、肉でも魚でも植物タンパクでも、日本人の平均的な頻度で食べれば良いでしょう。


問題の脂質ですが、カノーラ菜種油と水添大豆油は微量成分の有害作用の為、長期的には健康を害することが間違いありません、忌避すべき油です。


次にできるだけ減らすべき油として。従来型の菜種油、パーム油、オリーブ油、コーン油、高オレイン酸紅花油、月見草油、水添菜種油、は脳卒中易発性ラットの寿命を短縮しカノーラ菜種油と同じ有害作用(ビタミンK2欠乏症に似た障害)を示す可能性が高いのです。オリーブ油は発癌促進や脳卒中促進など動かしがたい有害な作用が認められています、またピュアとバージンとの安全性と有効性の差は明確に示されていません。このほかにリノール酸の多い植物油は心・血管疾患、癌、アレルギー・炎症性疾患を促進します。リノール酸は組織脂肪として蓄積し、インスリン抵抗性を上げてしまうのです。


肥満にならない程度に安心して摂れる油脂。バター、ラード、牛脂などの動物性脂肪は上記の植物油脂よりはるかに安全で、脳卒中(虚血性)の予防と発症予後の改善に有効です。


増やしたい油。しそ油・エゴマ油、アマニ油・フラックス油、魚油などです。これらの油により炎症性が抑えられ、動脈硬化、多種の癌、アレルギー・炎症性疾患、の予防に有効。また優先的に熱とエネルギーに変換され、貯蔵脂肪になりにくい性質です。


その他本書に記載されている情報では。発酵油に関して、現在の食環境では摂取量を増やすべきではありません。微生物によるDHAの生産法もありますが、微生物を使った場合は微量成分の安全性について二世代にわたる動物実験が必須であり、現在のところ推奨できる報告はありません。としています。


長期の安全性が確認されていない多くの植物油が市販されています。これらの安全性については製造販売者の責任であり、消費者行政および目を閉じている消費者の責任です。とあります。



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